この記事では、【パレオな男】こと鈴木祐さんが出されたヤバい集中力ノートというスケジュール管理ノートのレビューと使い方を解説します。
僕は不要な物はできるだけ持ちたくない「ミニマリスト」ですが、このノートはかなり生活を有意義にしてくれるアイテムでした。
- ヤバい集中力ノートって効果あるの?
- いつも何もできずに1日が終わってしまう。
- 自分の予定を事前に管理することで生産性を上げたい。
このような人におすすめしたい記事であり、おすすめの商品です!
2週間ほどこの「ヤバい集中力ノート」を使ってみたので、生産性への効果などを徹底的にレビューしつつ、使い方や注意点などもを解説しますね。
- ヤバい集中力ノートってどんなノート?
- ヤバい集中力ノートの効果
- ヤバい集中力ノートのメリット・デメリット
- ヤバい集中力ノートを挫折する原因と対策
- ヤバい集中力シリーズと相性が良い本
ヤバい集中力ノートってどんなノート?
パレオな男として活動されている鈴木祐さんがこのノートを作られました。鈴木祐さんは1日に膨大な量の科学論文を読まれている方です。
科学をもとにした本を出されており、その中でも「ヤバい集中力」という本が有名です。今回紹介するノートのちょうど姉妹本にあたります。
今回紹介する「ヤバい集中力ノート」はこの本の実施用として作られたスケジュール帳です。実際に各章の終わりに上の書籍と同じ内容の情報がいくつか紹介されています。
このスケジュールノートは、月ごとのマンスリーページと、週ごとのウィークリーページの2種類で主に構成されています。
(実際の画像を下に貼っておきます)


(引用:Amazon)
このように感じる方もいるでしょう。
ですが、ノートの最初に詳しい使い方が例とともに載っていたり、書くことで得られる効果を説明してくれているので、心配する必要はないでしょう。
(※参考用に記入例の画像を載せておきますね)


(引用:Amazon)
ヤバい集中力ノートを使って得られた効果
まず結論から言うと、このノート2週間使って生産性は上がりました!
厳密には、集中力というよりかは、作業量やタスクを達成する確率が向上したという感覚でした。
こちらが僕が書いたマンスリーページです(途中ですが)↓

そしてこっちがウィークリーページです↓

自分なりの使い方を見つけようとして、変に書いている箇所もありますが、文字の量などは参考になるかと思います。
僕は今現在、通っている大学が春休みなので、ブログ運営に力を入れて使用していました。一部、デートが入っていますが(笑)
自分の目標や1日の成果が可視化できるようになることで、効率よくPDCAを回せるようになりました。
ヤバい集中力ノートのマンスリーページの良かった点とイマイチだった点
ヤバい集中力ノートのマンスリーページの良かった点
マンスリーページでは、左側にきちんと目標設定の欄が設けられています。大きな目標から、毎日のタスクといった小さな目標を考えられるので、無理のない目標を立てられるように感じました。
人はつい自分の能力を高く見積もる傾向があるので、大きな目標と小さな目標の両方を考えることで、より現実的な目標が作れるのです。
そして、さりげなく僕のその日のタスク達成率を上げてくれたのが、各日の下に設けられているルーティンチェック(その日のタスクをクリアしたら塗りつぶす)です。
これは特にいいなと思いました。というのも、塗りつぶすたびに線が伸びていくように作られているので、自然とやらなければならない状況にさせられるからです。
ヤバい集中力ノートのマンスリーページのイマイチだった点
メリットばかり書いても信頼性に欠けるので、マンスリーページのイマイチだった点も書きます。(全員にデメリットとは限らないことはご理解くださいね。)
と言いながらも、特に目立ったイマイチな点は見当たりませんでした(笑)
というのも、1か月ごとに左側の目標設定や毎日のタスクを設定し直せるため、割と柔軟に使えたからです。マンスリーページはあまり文字も書かなくて済むので、使っていてストレスは感じなかったです。
ヤバい集中力ノートのウィークリーページの良かった点とイマイチだった点
ヤバい集中力ノートのウィークリーページの良かった点
ウィークリーページでは、様々な科学的なテクニックが使用されていて、使用者のタスク達成率が上がるように工夫されています。
これが結構細かくて、設定したその日のタスクに対して、そのタスクに取り組む際に障害となる出来事を想定したり、その障害が起きた時の対処策を考えたり、何時からどこで取り組むかを書きだしたりします。
このおかげでかなり現実的なタスクを設定することができました。大きすぎるタスクを設けてしまうと続かなかったり、投げ出す原因になったりしますからね。
ヤバい集中力ノートのウィークリーページのイマイチだった点
ウィークリーページのイマイチだった点を書きます。
察しの良い人はお気付きでしょうが、このウィークリーページは少し書くのがめんどくさかったです。しかも、内容によっては書きづらいと感じるタスクもしばしば(自宅で作業するタスクなど)
寝る前に5~10分ほど時間が確保できれば書けてしまうので、習慣化してしまえば楽勝だと思いますが、最初のハードルを越えられるかどうかだと思いました。
また、几帳面な人や完璧主義の人などは全部を埋めようとしたり、綺麗に書こうとしがちでしょうが、あまりこだわらない方がいいと思います。
実際に自分が使ってみて、役に立ちそうだと感じたところから書いていく方が継続できそうです!気楽に取り組んでいきましょう。
ヤバい集中力ノートの挫折の原因と対策

普段から寝る前に日記や次の日の計画を立てる習慣があるという人は、このヤバい集中力ノートも余裕で継続できると思います。
しかし、そのような習慣がない人は挫折の原因となる要因がいくつかあると感じたので、その原因と対策について書きたいと思います。
- ノートを書くことを忘れる
- 忙し過ぎてノートを書かずに寝てしまう
- 設定した課題を達成できない日が続いてしまい辛くなる
それぞれ解説していきます!
①ノートを書くことを忘れる
普段寝る前に何らの習慣がない人は、ノートを書くという行為自体を忘れることが使っていく中で出てくると思います。
ノートを書くことを忘れないためには習慣化する必要があります。例えば、歯磨きと同じように毎日寝る前に書くというようにルーティン化しましょう。
もちろん寝る前に書くのではなく、朝起きて1番に書くという対策もかなり有効だと思いますし、実際にそうして使用している人も多いでしょう。
ですが、もう1つ対策を出すとしたら、if-thenプランニングというテクニックが非常に有効だと思います。
if-thenプランニングとは、字のごとく、もしこれをしたら(if)、これをする(then)ということを事前に決めておくという有名な習慣テクニックです。
ぜひ、ノートを購入したら試してみてください!ノートを書く行為を習慣化しましょう。
②忙し過ぎてノートを書かずに寝てしまう
これは僕自身にもあったことですが、忙し過ぎるとノートを書くのが辛いです。明日でいいかなって…
僕も普段は大学に通いながら、ブログを書いたり、大学院入試に向けた勉強をしたりしているので暇ではありません。
何らかのタスクが長引いたりすると、ノートを書くという行為もある種のタスクですから、「明日の朝でいいかな。」と思ってしまうことがありました。
とはいえ、どうしても忙しくて書けなかった日もあっていいとも思います。「次の日で改善すればいいか!」と楽しく使いましょう。
③設定した課題を達成できない日が続いてしまい辛くなる
かなり頑張らないと達成できないぐらいタスクをノートに記入するのは危険です。失敗した時に辛くなってしまい、挫折の原因になると思います。
これは自分の弱い部分を見るのが嫌いで避ける傾向にあるという人間の心理によるものです。
対策としては、自分がちょっと頑張れば達成できるかな、ぐらいの難易度で1日のタスクを組むことですね。程よく休憩を入れても達成できるぐらいの難易度がおすすめです。
ぜひ、過去の自分が似たようなタスクを終えるのに掛かった時間を把握して計画を立ててみてください!(ノートにタスクに掛かった時間を記録できるようになっています)
ヤバい集中力と相性が良い本【エッセンシャル思考】

ヤバい集中力ノートと相性が良い本を1冊本紹介します。エッセンシャル思考という本です。
エッセンシャル思考とは、99%の無駄を排除し、残りの1%に注力することで大きな成果を出そうとする考え方を言います。
なぜこのエッセンシャル思考と今回紹介したヤバい集中力ノートの相性が良いかと言うと、ノートによって自分の行動を可視化できるため、タスクの取捨選択が上手くできるようになるからです。

【最後に】ヤバい集中力ノートは効果あります
いかがでしたか?今回はパレオな男こと鈴木祐さんの「ヤバい集中力ノート」をレビューしてみました。
ウィークリーページの方は多少手間が掛かりますが、きちんと使えると効果は絶大ですので、自己投資としてぜひ使ってみてください!
1日10分足らずで書けますが、使用する度にハードルは下がります。効果を実感している頃には歯磨きをするように習慣化できているでしょう!
勉強や仕事の効率を上げたい人やタスクをより確実にこなせるようになりたい人におすすめです。生産性が上がります。