- スマホ中毒(依存)に悩んでいる…
- 大学生活をもっと有意義に過ごしたい!
- スマホを正しく使えるようになりたい!
このような悩みをこの記事では解決します。スマホ中毒の大学生は必見です。
この記事では、大学生向けに、「スマホ中毒から抜け出し、より有意義な毎日を送る方法」を紹介します。
僕もスマホの誘惑には弱い大学生ですが、最近話題のスマホ脳という本をきっかけに、スマホの正しい使い方を勉強しました。
ぜひ今回の記事を最後まで読むことで、スマホの沼から抜け出すための第一歩を歩んでもらえたらと思います!
今回参考にする本です(ベストセラー本)
- 大学生が知るべきスマホ中毒のデメリット7個
- 大学生にスマホに依存が多い理由4個
- 大学生向けの正しいスマホの使い方や制限方法5個
- スマホの正しい知識を学べる本【スマホ脳】
大学生が知るべきスマホ中毒のデメリット

スマホのし過ぎは良くない…、そんなことは誰しもがわかっていることですよね。
しかし、具体的にスマホを長時間使用することにどんなデメリットがあるか理解している人は少ないと思います。
- 膨大に時間を浪費してしまう
- メンタルの悪化につながる
- 睡眠の質も量も損なわれる
- 気が散って集中力が減少する
- 自制心が低下する
- 人間関係の悪化
- 強い依存性がある(負のスパイラル)
スマホ中毒のデメリットは上記です。
スマホを使うことで上記のようなデメリットがあることは必ず注意すべきです。なぜこのようなデメリットがあるのか、それぞれ簡単に説明しますね。
①膨大に時間を浪費してしまう
「スマホを触っていたら1日が終わった…。」、なんて経験は誰しもがあると思います。
これはある意味当然のことで、スマホは世界のトップレベルの天才が、より長い時間スマホを使ってもらうように設計しているからです。
そのメカニズムは「ドーパミン」という快楽物質が関係しているのですが、とりあえずスマホは自分の意志では勝てないほど強力なハマってしまう工夫が沢山あることを覚えておいてください。
②メンタルの悪化につながる
これは特にSNSを頻繁に利用している人に起こりがちです。
最近ではInstagramやTwitterなどの様々なSNSが流行っていますが、それによって急激に増えたのが「他人と自分を比べる回数」です。SNSによって自己肯定感が下がっている人は多いでしょう。
例えば、美男美女や成功者ですね。自分よりも圧倒的に優れた人を見ると、「自分はなんて底辺の人間なんだろう」と思ってしまいます。
③睡眠の質も量も損なわれる
これは実際の研究でも明らかになっていることです。
スマホを使う頻度が高い人ほど、睡眠の質も、睡眠時間も低い傾向があります。
夜更かししやすくなることはなんとなく理解できると思いますが、実は夜中に起きやすくなったり、睡眠が浅くなったりします。
④気が散って集中力が減少する
- 勉強中にスマホの通知が鳴って、集中が切れた
- 勉強中に好きな子からのLINEが気になって仕方ない
こういうことは誰しもが経験あると思います。
一瞬だけ確認して作業にすぐに戻れば大丈夫、と思うからもしれませんが、1度切れた集中力は元に戻るまでにかなりの時間が必要です。
スマホの影響力はかなり強くて、電源を切ってポケットに入れておくだけでも集中力が低下するそうです。本当は別の部屋の置いておくぐらいのアクションが必要になります。
⑤自制心が低下する
スマホをよく使う人ほど、自制心が弱くなることがわかっています。
自制心が弱くなると下記のような影響につながります。
- 勉強中にスマホを触ってしまう
- 夜食を我慢できずに太ってしまう
- 作業を始めるまでに時間が掛かる
スマホ中毒は自制心が低下させ、上記のような嫌な状況になってしまいます。
⑥人間関係の悪化
スマホ中毒の人ほど、人と話している時にスマホを触ってしまったり、スマホを机の上に置く傾向があります。しかし、人間関係の悪化につながってしまうので注意すべき。
実際にスマホを机の上に置いて会話しているだけで、相手からの好感度はかなり下がるという調査結果があります。(スマホを1度も触っていないにも関わらず!)
⑦強い依存性がある(負のスパイラル)
スマホには強い依存性があります。
スマホを使うことで、ドーパミンが簡単に放出されるので、ついつい触ってしまうというのがメカニズムです。
また、スマホ依存になりやすいという性格もわかっており、それは下記のような人です。
自己肯定感が低いわりに、競争心が強い人
恐らくこれを読んでいる多くの人にも当てはまっていることだと思います。(僕もこのタイプです。)
そしてこのような人はどんどんスマホに依存してしまうので、さらに自己肯定感が下がってしまい、もっとスマホ依存になるという負のスパイラルに陥りがちです。
大学生にスマホに依存が多い理由

大学生は実際にスマホ中毒の人が多いです。(中学生、高校生より多いかは定かではないですが…)
試しに講義の休憩中に周りを見渡してみてください。たった数分の休憩なのに多くの人がスマホに釘付けになっていることに気付けると思います。
- 時間に余裕がある時期だから
→高校生と比べて、スマホを触りやすい - 色々と悩みがちな時期だから
→容姿や将来に悩み、自己肯定感が下がる - まだ自制心が完成していないから
→自制心をつかさどる前頭葉がまだ完成していない - スマホを制限するものが少ない
→1人暮らしの人はスマホ触り放題
僕ら大学生がスマホ中毒になりやすい理由は上記です。心当たりがある人は多いでしょう。
大学生は生活の自由度が高いため、スマホ中毒になりやすい状況にあるということを覚えておいて欲しいです。
大学生から始める正しいスマホの使い方や制限方法

これまでスマホ中毒のデメリットや、大学生がスマホ中毒になりやすい理由を説明してきましたが、いよいよスマホの使い方(制限方法)を書きます。
今回はスマホによる悪影響を軽減する方法を全部で5つ紹介しますので、できそうなものから取り組んでいただけたらと思います。
- 運動する
- スマホの中身を整理する
- 通知は全部オフにする
- 寝る前には控える
- 画面をモノクロ化する
①週2時間の運動する
スマホの使い過ぎによる脳へのデメリットを解消するためには「運動」がかなり有効らしいです。
なぜならば、運動は集中力や不安、ストレスといったあらゆる認知機能に良い効果があるとわかっているからです。
そもそも人間は狩猟採集の生き物(今もその遺伝子はほとんど変わらない)ので、運動することで本来の力を取り戻すといってもいいかもしれません。
具体的にどれくらいの運動をすればいいかと言うと、週2時間(週3日×45分)です。これより長く運動してもスマホにはあまり効果は変わらないし、取り組む運動は何でもいいそう。
②スマホの中身を整理する
そもそも論として、スマホの誘惑を下げるのも効果的です。スマホのアプリなどをどんどん整理しましょう。
例えば、以下のようなことがおすすめです!
- SNSのアプリを消して、パソコンから見るようにする。
- ゲームを削除する。
- 制限したいアプリはホーム画面から遠くに置く。
- LINEの友達やグループを断捨離する。
③通知は全部オフにする
通知を全て切ることで、作業中にスマホへの意識が行きにくくなります。
「全部切ったら大事な連絡が来た時に困るやん!」と思う人もいるかもしれないですが、これが意外に大丈夫なんですよ。
そもそも緊急の連絡ならば電話を掛けてくるだろうし、通知を切っていてもあなたはスマホを触った時に気になって確認するはずです。
④寝る前にはスマホを控える
スマホをよく使う人ほど、睡眠の質も量も下がることは説明しましたね。
上手く眠れないと、翌日の集中力やメンタルに悪影響ですから、ここは改善するべきだと思います。メンタルが不安定だと、さらにスマホ中毒にもなりやすいです。
具体的には、寝る1時間前になったらスマホを触るのを止めるべきです。そして空いた時間には読書やヨガすることをおすすめします!
こうすることで時間を有意義に過ごすことができ、入眠もしやすくなるでしょう。
さらに余裕がある人は寝る時には電子機器の電源は全て切って、通常の時計でアラームをかけるとより良いです。
⑤スマホの画面をモノクロにする
スマホの画面をモノクロにできることはご存知でしょうか?
モノクロにすることで、スマホの魅力が激減し、スマホの使用時間を減らすことができます。これは本当に効果があります。
スマホをモノクロ化する手順は下記の画像を参考にしてください(iPhoneです)



また、道具に頼ってしまうというのも有効な手段です。具体的には「タイムロッキングコンテナ」という禁欲箱がおすすめ!(僕はこれでかなり改善しました)

スマホの正しい知識を学べる本【スマホ脳】

今回はスマホ中毒の大学生に向けて、スマホの危険性や使い方について解説しました。
この記事を書くにあたって参考になった本を最後におすすめします。それが「スマホ脳」という本です。
この本はスマホが現代人にどんな影響を与えていて、どうすれば改善できるのかについて詳しく書かれています。
僕ら大学生は今後もずっとスマホと付き合っていくでしょう。人生で損したくないならば、スマホのデメリットを科学的に理解しておくことは必須だと思います。
この本は約1000円ですが、この本を読むことで自由な時間を増やし、1時間でも働けば余裕で元が取れるので買わない手はないですね。