- 物が増え過ぎて困っている。
- 捨てたいと思っているのに、いつもできずに終わってしまう。
- 自分を片付けができない人間だと思っている。
この記事ではこのような方に向けて、物を捨てるコツ20選を紹介します。
片づけや物を捨てることって意外にハードルが高かったり、何から手をつければいいかわからなかったりしますよね。ミニマリストになる前の僕もそうでした。
しかし、物を捨てることは才能ではなく技術でした。きちんとした方法で進めることで誰でも必ずお部屋をスッキリさせることができます。
今回の記事を読めば、どのような方法や考え方をすれば、片付けや断捨離が上手くいくのかわかるでしょう。ぜひ最後まで目を通してください!
①1年以上使っていない物は捨てる
捨てることに慣れていない人はまず、直近1年以上使っていない物を捨てることから始めるのがおすすめです。
捨てると損をするような気がしますが、1年以上使っていない物は今後も使わないでしょうし、むしろ所有していることの方がデメリットです。
例えば、不要な物を持っていることはお部屋のスペースを無駄遣いしているだけでなく、意志力の消耗などにも実はつながっています。
②最初は売らない。基本全部捨てる
物であふれている部屋を断捨離すると、いらない物の量の多さに驚くと思います。そこでおすすめなのが断捨離初期は売らずに捨てるということ。
というのは、よっぽど高価な物以外はどんどん捨てた方が効率が良いからです。最初は挫折しやすいので、早めにスッキリを実感した方が断捨離が苦ではなくなります。
例えば、売ったら1000円以上になる物以外は捨てて処分をするなどの基準を作ると上手く断捨離を進めることができるでしょう!
③1日1捨
1日1個物を捨てるという有名な断捨離なコツです。これは無理なく物を減らすことができるというメリットがあります。
とはいえ、断捨離初心者さんには1日1捨はおすすめしません。最初は不要な物が多過ぎるので1日1個では時間が掛かり過ぎるからです。
ある程度お部屋がスッキリした後に、のんびりと持ち物をさらに絞っていきたいという人におすすめになります。
④1イン2アウト
スッキリしたお部屋を維持するには、物を減らすと同時に入ってくる物にも気を配る必要があります。そこでおすすめなのが1個物を入れたら2個捨てるというコツです。
2個というのは物をより減らす目的もありますが、無意識のうちに入ってくる物を考えると2個でつじつまが合うからです。
全ての物に対して使うのは難しいですが、1着服を買ったら2着捨てるという風に同じジャンルだと使いやすい方法になります。
⑤捨てるか悩んでいる時点でいらない
真面目に断捨離をしていると、このようなことで悩むことは多いです。
しかしながら、捨てようか悩んでいる時点で無くても大丈夫だというのが多くのミニマリストさんが導き出した答えです。
確かにその通りで、本当に大切な物だと捨てるという発想すら出ないものです。例えば、スマホを捨てようか悩む人はいないでしょう。
⑥もし買う日に戻れたら、また買うか想像する
捨てるか悩んだ際に使えるコツをもう1つ。「もしこれを買った日に戻れたら、また買うか」と想像してみてください。
もしその想像をした中で、悩んだり買うのをためらったりする自分がいたら、それは捨てて大丈夫だということです。
僕たちは何となくの気分やその時の流行に乗ってしまうせいで、物を買ってしまうことがよくあります。セール品などがその代表例ですね。
⑦時間が取られる物は断捨離
時間とは命そのものです。時間が無駄に取られる物は捨てることをおすすめします。
例えば、服のしわ伸ばしの時間などは必要ないでしょう。最近ではアイロンがいらないシャツなども多く販売されているので、買い替えると生活が快適になります。
時間が掛かる物を捨てると、ストレスが減るだけでなく、自由な時間が増えたりと様々なメリットを得られるのでおすすめです。
⑧ストレスになる物は断捨離
ストレスが掛かる物を心から愛することはできないと、ミニマリスト生活の中で学びました。使っていてストレスを感じる物は積極的に捨てましょう。
例えば、衣類などに関してはストレスを感じながらも使用している物がある人は多いのではないでしょうか。
僕はお気に入りのニットがありましたが、チクチクを我慢しながら着ていました。ですが思い切って手放すと、かなりの解放感があり、購入時に着心地も意識するようになりました。
⑨維持費が掛かる物は断捨離
維持費が掛かる物は断捨離を検討する価値が十分にあります。処分すれば、その分生活が楽になるからです。
- 修理の頻度が多い物
- 税金や使用にコストが掛かる物(車など)
- サブスクリプション
色々な物がありますが、月1000円浮くと年間1万円以上得するので維持費を馬鹿にはできませんよね。
とはいえ維持費が掛かる物全て悪では当然ないです。維持費とその物がどれだけ生活に良い影響を与えてくれると考えることが大切だと思います。
⑩収納を減らす【パーキンソンの法則の応用】
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」という法則がパーキンソンの法則です。
課題の期限がどれだけ長くても、結局終わるのは締め切りギリギリになってしまうのはパーキンソンの法則なんですよ。
収納が大きければ大きいほど人は余白を埋めたくなるので、物を増やしてしまいがちなんです。
ではどうすればいいかとういと収納を減らす(小さくする)いいんです。収納の容量を減らせば、人間は満足しやすくなります。
ぜひ物を片づけたり、処分したりする時には収納が大き過ぎないか確認してみください!
⑪まずは使うのをやめてみる
このような時には、一旦使うのが完全にやめてみるとのがおすすめ。そして1ヶ月などのある程度の期間が難なく乗り切れたら捨てればいいのです。
具体的には、捨てるか悩む物を大きな箱や袋に入れて、普段は身につかない収納の奥などに移動させます。これで様子を見ましょう。
完全に使用をストップさせても困らないことがわかれば、安心して手放すことができます。不要な物が減ると、気持ちもお部屋もスッキリします。
⑫人生の目的の邪魔になる物は捨てる
何らかの目標がある人はぜひその目標の妨げになる物を断捨離してみください。時間だけでなく、集中力も高まって成功率が高まります。
例えば、半年後に受験が控えている人がいるとしましょう。そんな人は下記のような物を減らすと合格の確率が高まるはずです。
- テレビ
- ゲーム
- マンガ、etc…
当たり前と言われればその通りですが、上記のような目標達成の妨げになるような物を断捨離するのは非常におすすめです。
特にテレビを断捨離することはほとんどの人に推奨できます。テレビを処分すると、時間だけでなく誘惑源を1つ減らせるので集中力が上がり、お部屋もかなりスッキリします。
⑬自分の好きな色を把握する
自分の好きな色やテーマ色を把握することで、断捨離しやすくなります。自分の色以外の物を捨てればいいだけだからです。
また、自分の色を決めることには多くのメリットがあります。具体的なメリットを下記にまとめました。
- お部屋や服装に統一感が出て、よりおしゃれになる
- 物を買う時に悩みにくくなる
- 物同士の雰囲気が合うので組み合わせで失敗しにくい
ちなみにミニマリストは皆モノトーンが好きな印象がありますが、実際に白黒の服装や部屋を好む人は多いです。
僕もモノトーンを中心に持ち物をそろえていますが、やっぱりシンプルでかっこいいし、組み合わせも簡単です。
服装に関してはモノトーン+青茶で統一しています。以下の記事で年間のコーデをまとめているので参考にどうぞ!
⑭持っていても何もならない物
ミニマリストに人は理屈っぽい人が多いです。そのため、持っていても役に立たない物は持ちません。
- 過去の思い出系(アルバムやトロフィーなど)
- 飾り物などの雑貨類
- 壊れたしまった物や役目を終えた物
上記はその例ですが、持っていても生活にポジティブな影響がない物はどんどん捨ててしまっていいと思います。
むしろこのような物を減らすことで、自分が本当に大切なものに気付けたり、過ごしやすい家になったりするものです。
⑮751の法則に従って収納をする
断捨離の世界には751の法則とういものがあり、これは以下のような法則です。
お部屋をスッキリ見せるにはそれぞれ5割り以下の割合で収納するとよい。
- クローゼットや引き出しなどの見えない場所は7割
- ガラス棚や食器棚などの見える場所は5割収納
- 飾り物などの見える場所は1割収納
ミニマリスト上級者の方であれば、もっと少ない割合かもしれません。ですが、この割合であれば誰が見てもキレイなスッキリでしょう。
ぜひいつもパンパンに収納している人は751の法則を参考にして、整理整頓に挑戦してみてください!
⑯複数あるものは捨てる
同じ用途にもかかわらず複数ある物はありませんか?そういった物は1番のお気に入りを残して処分してしまいましょう。
もちろん下着のパンツを1枚にしろとは言っていませんよ!!例えば、サングラスが何個もある人はいらなくない?って話です!
そういう風な視点で自分の部屋見ると、複数あるけど、片方は使っていない物が多くあることに気付くはず。
⑰捨てづらい物は写真を撮って捨てる
そんな時はぜひスマホで写真を撮って捨ててみてください!
思い出の手紙やアナログの写真などに特に有効です。スマホで写真を取ると見返せるという安心感が生まれるので処分しやすくなります。
⑱長期休暇に一気に片づけをする
「普段は忙しくてなかなか片付けや断捨離の時間が作れない」という人は長期休暇に一気に終らせましょう。
例えば、GWや夏休みなどがあるでしょうか。本気を出せば、3日もあればかなりの量の物を処分することができます。
- 直近1年間で使わなった物は捨てる
- 無くても困らない物、生活の質を下げる物を処分
- 部屋の雰囲気を統一する
直近1年間で使用しなかった物を片づけるだけでも想像以上にスッキリすると思います。
捨てる物と残す物を区別するのは簡単かもしれませんが、大きい物とかだと処分が面倒なんですよね。
3日で一気に片づけは不可能ではありませんが、やはり日頃に隙間時間を活用してコツコツ進めるのが僕は好みです。
⑲他人に口出しされながら捨てる
優柔不断で自分で物事を決めるのが苦手な方におすすめです。他人の助言を利用しましょう。
知人に綺麗好きな人がいるなら横で片付けの助言をしてもらうと効率的です。自分が処分をためらう物でも、「いらないでしょ」と背中を押してもらえます。
「ご飯おごるから片付け手伝って!」とお願いすれば快く承諾してくれると思います。相手にメリットなしで時間を拘束するという考えは僕は好みません。
⑳先人ミニマリストに学ぶ
最後のコツは先人ミニマリストから断捨離や整理を学ぼうです。
「ミニマリスト いらない物」などと例えばググると色々な情報が出てきます。極端な話、その通りに物を捨てれば断捨離は終わるのです。
とはいえ、何事でも言えますが情報をうのみにするのは危険です。必要な物は人それぞれ異なるので、きちんと自分の頭で考えることが大切です。
ミニマリストから情報を得て、それを考えながら実行する。これが断捨離のスタートダッシュとしては最適です。
記事の内容は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!今回紹介した20個のコツを使えば、断捨離は上手くいくはずです。断捨離は技術です。お互いコツコツ取り組んでいきましょう。









