この記事で解決できる悩み
- ミニマリストになる人の目的ってなに?
- ミニマリストになる時に、知っておくべき注意点は?
- 断捨離で損をしたり、失敗したくない!
こんな悩みを解決しますね。
人口はまだ少ないですが、「ミニマリスト」という言葉は少しずつ世に広がりつつあります。ミニマリストは「最低限の物に囲まれて暮らす人」ですが、重大な注意点があります。
ミニマリストになることは本来手段であって、目的にしてはいけません!目的と手段を入れ替えては絶対にいけないのです。←この記事の結論
この記事を読めば、他のミニマリストがどういった目的で断捨離をしているのか、そしてミニマリストになる上で重大な注意点が理解できます。具体的な内容は下記の通り。
- ミニマリストは手段であって、目的ではない
- ミニマリストになる人の目的まとめ
- 「断捨離」の意味を再確認してみた
ミニマリストになることは手段であって目的ではない
今回の記事で1番伝えたいことなので何度も繰り返しますが、ミニマリストになるのはあくまで手段であって目的にしてはいけません。
ネットの記事やYouTubeを見ていると、「ミニマリストになれば幸せになれる!」というような情報を見かけますが、あれは半分正解で半分間違いです。
ミニマリストになれば自動的に幸せになれるのではなくて、ミニマリストになることで得られるメリットのおかげで幸福度が上がるのです。
例えば、ミニマリストになると物が少なくなるので家事が楽になるのですが、家事が嫌いな人は面倒な家事の手間が減るから幸福度が上がります。
【✖】断捨離→幸福度UP
【〇】断捨離→メリット→幸福度UP
↑断捨離の効果と自分が欲しい効果がマッチしている必要がある!
自分を変えたいと思ってミニマリストを目指すのは素晴らしいと思います。その際に目的を明確化しておくことで、失敗や後悔のない断捨離ができるでしょう!
ミニマリストになる人の目的まとめ

ここでは、ミニマリストになる人の目的をまとめますね。
まず僕の場合は、家事の手間を減らすためや、生活費を下げるために、断捨離をしてミニマリストになりました。時間にやお金のゆとりを日々感じられているので、ミニマリストになってよかったと思っています。
逆に、ミニマリストに向いていない人も一定数存在するのも事実です。
例えば、丁寧に家事をしたい人や多くの物に囲まれて生活したい人などです。←こういった人がミニマリストになるとデメリットが目立つので、逆にストレスになることがあります。
具体的なミニマリストのメリットを見てみましょう。
下記にまとめたミニマリストになるメリットを「いいな!」と思った人はミニマリストになる明確な目的があります。
- 部屋がスッキリして快適になる(気持ちよく暮らせる)
- 家事や掃除、物の管理の手間を減らせる
- より狭い部屋に引っ越して、家賃を下げることができる
- 引っ越しの手間やコストを削減できる
- 物欲が自然に減って、節約になる
- 物の管理に必要な時間を他のことに費やせるようになる
- 目に入る物が減って、作業の集中力を高められる
- 自分の好きな物だけで囲まれた暮らしに近づく
- 探し物や支度の時間が短くなる
- 合理的なお金の使い方を考えるようになる
細かく挙げるとキリがありませんが、物を減らすことで得られる代表的なメリットを10個ほど紹介しました。
上記の10個のメリットを見ても、何も魅力を感じない人はミニマリストには向いていないかもしれません。物を減らしても幸せにはつながらないでしょう。
断捨離が目的になっていたら自分を見つめ直そう
繰り返しですが、「ミニマリストは手段であって目的にしてはいけない」ということです。ミニマリストになれば勝手に幸せになれるなんてウソですよ。
ミニマリストになれば幸せになれると信じるのではなく、物を減らすメリットや自分が物を減らす目的をきちんと確認しましょう。
※また、ミニマリストなった後に、物を減らすことが楽しくなり過ぎてしまう人も注意です。必要最低限を下回ると、逆に生活の質を低下するからです。
目的と手段が逆転しないように「断捨離」の定義を再確認しておきましょう。
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
- 断:入ってくる不要な物を断つ。
- 捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
という意味がある。すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。(引用元:Wikipedia)
断捨離の本質は不要な物から解放され、身軽で快適な生活を手に入れること。何も考えずに、物を減らすだけのミニマリストには幸せは来ません。
自分がミニマリストになったり断捨離することで、何をしたいのか、どうなりたいのか。その理由を少なからず考える必要があります。
とはいえ、ミニマリストに興味を持ってくれた人が1人でも増えるのは僕にとっても嬉しいことです。気軽にいきましょう!
今回は以上です。
ミニマリストになるにあたって、どんなメリットやデメリットがあるかを事前に知っておくことは大切です。物を減らして後悔したくない人は下記の記事も参考にしてみてください。
≫参考:ミニマリストのメリット・デメリットまとめ【読むと断捨離したくなる!】