- 本が増え過ぎて困っている
- 捨てる本と残す本との基準がわからない
- 本の処分方法は何があるのか知りたい
本が増えるに増えてしまい、処分したいが捨てる本の基準が分からない、と悩んでいる人は非常に多いです。
僕はミニマリストになる前は本が山のようにありましたが、今は小さな本棚にお気に入りの数冊だけ収納して保有しています。
そこでこの記事では、皆さんが後悔することなく、本を断捨離できるよう「断捨離する基準5選と処分方法5選」をまとめて解説します。
この記事を読めば、大切な本だけ残しつつ、さらに読書を楽しめるようになるでしょう!
今回の記事でいう「本」とは紙の本であることを前提といています。電子書籍だけ断捨離する必要はないですからね。
この記事を読んでくださる人は読書にも興味がある人だと思います。下記の記事でミニマリストにおすすめの本を紹介していますので、よければ読んでみて下さい。

本を断捨離するメリットや効果

ミニマリストは物をできる限り減らすべきだという風潮がありますが、紙の本が好きなら無理して電子化などを必要はありません。
実際に僕も紙の本派なので、自宅にある本を上手く断捨離しながら読書を楽しんでいます。10冊前後をキープしています。
では、なぜ本を断捨離する必要があるのでしょうか。断捨離するメリットを下記にまとめましたのでご確認ください。
- 良い本を読み返しやすくなる
→本がたくさんあると読み返す気になりにくい。 - 売ったお金を次に本に使える
→人気の本を売れば、次の本が無料になることも! - 収納のスペースに余裕を作れる
→本は立てて並べると意外にスペースを取ります…。 - 運気が上がる【スピリチュアル?】
→紙は邪気を吸いやすい性質があるそう…。 - 好きなジャンルを再発見できる
→残す本のジャンルが自分に興味があるもの!
不必要な本を手放すことで、上記のような様々なメリットが得られます。逆に本を放置することはスペースやお金の面からしてもデメリットが大きいです。
読まない本はどんどん断捨離して次の本を買いましょう。では、次は断捨離するべき本の基準についてお話しますね。
断捨離する本の基準5選

さて、いよいよ実戦編です。ここからは本を断捨離する時に、手放すかどうかの基準を解説しますね。
断捨離する本の基準は全部で5つあります。持っている本が小説か漫画か、実用書かによって異なる基準もありますので、できる範囲で検討してみてください。
- 1年以上読んでいない本
- 一度も読んでいない本
- 有益な情報が得られない本
- 内容が自分の状況に合っていない本
- 途中で挫折した本
①1年以上読んでいない本
最初に、当分の間読んでいない本を全て手放しましょう。これによって相当の量の不要な本を断捨離できます。
具体的な基準としては、直近の1年間読まなかった本は全て断捨離の対象です。1年経ったかわからない本は、最後に読んだ日を思い出せるかどうかで判断してください。
あまり本を手放した経験がない人は「いつか読みたくなったらどうしよう」と思うかもしれませんが、1年読まなかったなら今後そう思う確率は極めて低いでしょう。
また、1年読まなかったのなら「本の内容を理解した」「もう必要ない」「自分には難しい」などの理由があるはずなので大丈夫です。
②1度も読んでいない本
買ったけど今まで1度も読んでいない本は断捨離することをおすすめします。「いつか役に立ちそう」のいつかが来ることはありません。
せっかくお金を払って買ったにもかかわらず読んでいないのですから、そこには何らかの理由があるはずです。
例えば、「文章が長くて複雑そうに感じる」や「読む必要性をイマイチ感じない」といった理由が多いでしょうか。こういった本は今後も読まないと考えるのが妥当です。
③有益な情報が得られない本
僕の読書の目的は知識を得ることですが、有益な情報が得られない本は全て断捨離しています。
書店に行くと本がズラーっと並んでいますが、僕の肌感覚では「良い本」はその中でも意外に少ないです。良い本以外は率先して処分していきましょう。
ここで言う「良い本」の定義は読んだことで自分の行動や思考が変わる本のことです。読んだ前後で自分に変化がないのなら、その読書は学習ではなく娯楽になります。
読書の目的を娯楽と割り切っているのであれば別ですが、読んでも成長できない本であれば2回目を読む必要性は限りなく低いでしょう。
④内容が自分の状況に合っていない本
この基準は、読書の目的が自己研鑽(知識を得ること)な人向けです。
意識が高い優秀な方はつい難しい本を買いがちですが、本内容と今の自分との関係性が薄い本は断捨離するべきでしょう。
といいますのは、自分との関係性が薄い本、つまり応用しにくい知識が書かれている本を読んでも費用対効果が低いからです。要するにコスパが悪いってこと。
読書を通して成長したいなら今まさに必要な知識を学べる本を優先して読むべきです。例えば、睡眠の質が悪くて悩んでいるから睡眠の本を読む感じです。
⑤途中で挫折した本
「話題作に挑戦してみたもの、面白さや有益性を感じず、途中で挫折してしまった…」そんな経験は多くの人があると思います。
理屈では読んだ方がいいとわかっていても再度開く気になれず放置している挫折した本、今すぐ手放しましょう。
持論ではありますが、やはり読書は楽しいが1番です。自分が興味のある本を手に取り、楽しみながら学べる、これが本の1番の魅力だと思っています。
本を途中でやめることは失敗ではありません。嫌々読んでも内容は頭に残りにくいですし、ストレスを感じながら読むのはナンセンスです。
また今回は紙の本を中心に書いていますが、特にこだわりがないミニマリストは「電子書籍」の方がおすすめです。端末1台で何冊も読めるので収納が超スッキリします。

本を断捨離する方法やコツ5選

このような人に向けて、ここからは本の処分方法についてまとめます。具体的には5種類の処分方法をご紹介します。
- 資源ゴミ
- フリマアプリ
- 知人に譲る
- 古本屋
- 業者サービス(リコマースが簡単)
①資源ゴミ
売ったり、他人に譲ったりできない本は資源ゴミとして処分しましょう。無料かつ近場で処分できる簡単な方法です。
一般的に本は燃えるゴミではないことには注意してください。自治体によってルールが違いうでしょうから、要確認です。
1冊ぐらいだと燃えるゴミで出してしまいそうですが、厳密にはあまり良い行為ではないみたいですね。資源ゴミとして回収された本はリサイクルされるそうです。
②フリマアプリ
断捨離する本の冊数が少ないのであれば、フリマアプリがおすすめです。1冊あたりの売る価格が高くなりやすいです。
フリマアプリと言えば、メルカリやラクマが定番ですね。どちらでも本の売買はされていますが、個人的には利用者が多いメルカリをおすすめしています。
といいますのは、メルカリは利用者が多いため、売れるまでの時間が比較的短い、商品発送の仕組みがしっかりしていて使いやすいからです。
ただ、1冊1冊本を出品することになるので、断捨離したい本が大量にある場合は不向きになります。以上より、メルカリは少しでも本を高く売りたい、少しずつ本を手放したいという人におすすめです。
初回登録の際にコード「RBPKEN」で500円分の特典をGet!
メルカリの使用に慣れていない人は下記の記事を参考にしてみてください。ミニマリストがメルカリで出品すべき物や取引の注意点をまとめています。

③知人に譲る
身近に本に興味がある人がいる場合は、譲るのも良い方法です。需要がマッチすれば喜んでもらえるでしょう。
なぜなら、知人に譲った場合、取り返そうと思えばいつでも取り返せるからです。断捨離するのであれば、取り戻せなくしてしまった方が気持ちがスッキリします。
また、一口に読書好きと言っても、好みのジャンルは人それぞれです。読書好きに本をプレゼントすると必ず心から喜んでもらえるというのは完全に間違いです。
④古本屋(無料の出張買取あり)
処分したい本が大量にある場合は古本屋に持ち込むのも1つの手段です。全国的に有名なお店で言うと、BOOKOFFや古本市場が多いでしょう。
フリマアプリは1冊1冊出品するのが手間というデメリットがありますが、古本屋のサービスを利用すれば、段ボールに本を詰めるだけで完了します。
また、段ボールに入れた後に店舗まで持って行くのが面倒な人や、車がないため持って行けない人もいると思いますが心配不要です。
BOOKOFFは送料や手数料無料で出張買い取りサービスを行っています。本だけでなく、売りたい物を段ボールに詰めるだけでいいので重い荷物を持つ必要がありません。
また、BOOKOFFは買取金額30%UPなどの出張買取キャンペーンを定期的に開催しているのも嬉しいポイント。ぜひ下記のリンクより確認してみてください。
>>【自宅で箱に詰めるだけ!】ブックオフのネット宅配買取サービス
⑤業者サービス(リコマースが簡単)

買い取りサービスを利用する方法もあります。おすすめのサービスを挙げるとすれば、リコマースがおすすめです。以前に利用して、良いサービスだったので紹介しておきます。
リコマースは古本・ゲーム機・CD・家電などの幅広いジャンルにて出張買取を行っているサービスです。宅配キットや送料、手数料などの全てを無料にて買い取りしてくれます。
業者のサービスは少しずつ怖いと感じる人もいるかと思いますが、リコマースはAmazonのアカウントで利用できるAmazon公認サービスなので安心できます。
さらに買取金額はAmazonギフト券として受け取れるため、口座番号やクレジットカード番号も不要でさらに安心して利用できます。買取金額も十分で、一人当たりの平均買取金額は7,512円です(2016/6~2017/6調べ)
利用方法を5つの手順で解説しますね↓
宅配業者さんが宅配キットを配達してくれるので受け取ります。僕の所には佐川急便さんが配達してくれました。
最初に設定した集荷日までに断捨離したい商品を宅配キットに詰めます。

再び宅配業者さんが来てくれるので、売りたい商品を詰めた段ボールを渡します。1週間ほど待てば査定結果がメールにて届きます。
査定結果がメールで届くので金額に納得すれば承認してAmazonギフトとして代金をもらいます。納得しなければ無料で返却してもらえます。
お申し込みは下記のリンクから可能です。
>>>Amazonアカウントで簡単申込【リコマース宅配買取サービス】
【最後に】いらない本はどんどん断捨離しよう
今回はいらない本の基準や断捨離の方法をミニマリストが解説しました。
紙の本は電子書籍と違って、定期的に手放していかないとすぐに溜まってしまします。いらない本は手放して、次の本を買うという循環を作りましょう。
本を定期的に手放すことで、次の本が安く手に入ったり、一度読んだ本を読み返しやすくなったりします。今回は以上です。